どんな人でも、得意なことと
不得意なことがあります。
私は、論理的に考えることは
わりかし得意ですが、
感覚的なこと、芸術的なこと
は苦手です。
得意・不得意について考える時に
いつも思い出す人がいます。
知り合いの、ある会社の広報の
人がいました。
いつも朗らかで面白く、
仕事もでき、個性もあるので
人に覚えてもらいやすく、
広報こそ転職の方でした。
ある日、いわゆる
ジョブローテーションで
その方は広報以外の部門に
異動になりました。
違う経験をさせて伸ばして、
昇進させようという
会社の親心もあったのだ
と思います。
その方、違う部門に馴染めず、
仕事のやり方もよく分から
なかったみたいで、みるみる
元気をなくしてしまいました。
精神的にも好調ではなくなって
しまい、1年ぐらいで退職して
しましました。
タラレバですが「転職してでも
広報続けた方がいいよ」と
適切なタイミングでアドバイス
ができてれば、と今でも後悔して
います。
起業をすると、
いろんなことをやる経験が増えます。
数字に弱くても会計は分からなきゃとか、
やったことないけどマーケティングや
営業をやらなきゃとか、
その傾向は否定できません。
でも、起業をしたからといって、
広報の彼のように
砂を喰むような不得意なことを
する努力が必要かというと
そうではないです。
まったく逆で、なるべく
自分の得意なことだけを
やるというのが起業の近道です。
絵心がない私が、
デザインみたいな不得意なことを
頑張ってやっても、時間がかかる上に
平凡以下の結果しか出ないですよね。
エクセルが大好きなら
エクセル作成の代行とか、
デザインが好きだから
ウェブデザインを生業にするとか、
広報が好きだから広報専門の
会社を始めるとか。
得意だからこそ、
単位時間内で人よりも効率がいい
仕事ができて、
プロのレベルに達する結果が
出て、お金が取れるというのは
いうまでもありません。
苦手なものはできるだけ外注とか
スタッフを雇ってでも人に任せる。
そして空いた時間を得意に回す。
イメージとしては、
お弁当のおかずで好きでないものを
トレードして、好きなものと交換し、
弁当箱の中をなるべく自分の好物で
満たすという行為に近いと思います。
<今日の公式>
得意なことで起業しよう。
不得意なことは誰かにお願いして
その時間で得意を極めよう。