だれしも「才能を生かして生きていけたら」「あの人は才能あるけど、私には才能がない」と悩んだことがあるのではないでしょうか。
才能というと「数学がスゴくできる」みたいな天才性をイメージする人も多いと思いますが、私は「才能=苦もなくできること」という定義が正しいと考えています。
それが好きである必要もなくて、意識せずに苦労なくできることが才能です。
「得意技」といったほうが身近で、わかりやすいかもしれません。
例えば、よく見かける得意技は、車を運転しながら1時間とがずっと人とおしゃべりしている人です。私はこんなお喋りは5分が限界で、どういう脳の使い方をすると同じ人とずっと話を続けられるのか想像もできません。この人は話す才能をもっていて、話すことが得意技です。
人によっては、仕事でエクセルで表計算を作るのが得意とか、紙の余白にちょっとした絵を書くのが得意とか、文章を書くのが得意とか、歌が上手いとか、整理整頓が得意とか、そう考えると、だれにも2つや3つ得意技ってありますよ。
(私がじぶんの才能でスゴイと思ったのは、クレープの皮焼きです。知り合いに一時クレープ屋さんを目指してた人がいて、40センチぐらいの丸い鉄板で皮を焼かせてもらったことがあります。運動場をならすトンボのような形のT字の木の棒で、クレープ生地を丸く鉄板に伸ばして焼くのですが、私は1回目からきれいにクルッとできたんですね。その知り合いは、クレープが好きなのにこの作業ができるようになるまで、何ヶ月もかかったそうです、これ自慢です)
脱線しましたが、他にも才能というと、有名なギャロップ社のストレングスファインダーというのがあります。アンケート形式で答えていくだけで、あなたの強み(才能)があぶり出され、弱みもでてきます。私もやったときこれは素晴らしいと思いました。
でも、私の強みは「着想力」「個別化」らしいんですが、だから例えば仕事でどう生かしたらいいのかちょっとわかりません。才能とか得意技って、もっとピンポイントでもっと具体的だと思うんです。
サッカーの世界でプロはたくさんいます。みな運動神経もよくて、体力もあって、サッカーの能力は高いですよね。でも、超一流選手でも、ちょっとポジションがずれたりとか、周りの選手との相性、監督の方針によって、きゅうに結果がでなくなったりします。
これ、得意技が具体的でピンポイントだからだと思うんです。とにかく90分の試合時間ずっと走り回れるとか、一歩目が早いとか、長いパスが得意とか、この方向からのシュートが得意だとか、立ち位置が素晴らしいとか、そういうのが得意技(=私のいうところの才能)です。
サッカー選手なら、一流になるためには、能力をみがくというよりも、こういう得意技を磨いていくのと、得意技を活かせるチームや戦略の中にじぶんの身を置いて、いくということの方が重要です。
ちょっと脱線しましたが、自分の得意技をみつけて、それを使える場面を増やして、その延長線上に目標を置いていくことが成功の秘訣ではないでしょうか。