ある会社の話です。
アメリカに工場があったそうです。
日本に、同じ製品を同じ量生産する
工場を後から作ることになりました。
同じキャパシティの工場なので、
そのまま設計図をコピーすれば
同じものができるんですが、
アメリカと違って日本は土地が
広くないので、機械の設置場所や
レイアウトとかを見直して
工場を再設計したところ、
半分の面積の土地でできたんだ
そうです。
さらに、土地が半分なので、
工場内でモノを動かす距離が減り、
すごく生産効率のいい工場になった
んだそうです。
確かに広大な土地が安く手に入ると
小さい土地で効率のいい工場を
建設しようという発想ができにくい
ですよね。
起業を考える時には、だれしも
いろんな制約・制限に直面します。
・資金(お金)がない
・人手がない
・知識や経験がない
・販路がない
等々、とくに個人が起業するなら、
もうないものばかりです。
大企業からみれば、あるものの方が
少ないぐらい。
ないことを憂いて、
「あれもこれもできない」と
思うかもしれませんが、
これはメリットなんです。
制約があることで
膨大な可能性の中から
始めから捨てる部分がでてきます。
もちろん捨てた中に最適解がある
のかもしれませんが、
解は1つではありません。
制約が多いからこその解が
でてきます。
いきなり1メートル四方の紙を渡され、
「なにか書いて」と言われると、
何をどうどこから書いたらいいか
悩みます。
絵心のない私なんか、紙が大きいと
おそらく恐れ多くて少しも埋められません。
でも、ノートの端っこや紙の切れ端だと、
落書きとか、書きやすいですよね。
あれと同じです。
自分では「しょぼい」と思うかも
しれませんが、
与えられた条件で、できる範囲で、
できる規模でやってみればいいですよ。
<今日の公式>
制約が多いことで
可能性が狭まり、
かえって面白く
自分サイズのことができる。