多くの人が、何らかの目標を持っています。
目標に向かってそれを実現しようとがんばるのは、すばらしいことです。
目標が達成しないと悩んでいる人も多いです。その根源にあるのは「目標が達成できないあるいは達成に時間がかかっているのは、目標へのアプローチが正しくないからだ、正しい方法を学んで実践すれば、目標は達成できるはず」という思考です。
世の中にはスピリチャルなものを含め、数多くの目標達成法がありますので、こういう悩みの人は多いのでしょう。
もし、目標が達成できないのは目標達成法の問題ではなくて、目標じたいの問題かもと考えたことはあるでしょうか?別の言葉でいえば「あなたの目標は正しいですか?」ということです。
正しい目標というのは漠然としています。その逆を考えると分かりやすいのですが、私はそれを「フェイク目標」と名づけています。
私は長い間、目標達成を学ぶのに時間をかけてきました。ある時、これ目標達成の方法が間違ってるのではなくて、目標が間違ってるじゃないかということに気がつきました。
それを「フェイク目標」と呼んでいるのですが、例えばこんな目標はフェイク目標である確率が高いと思います。
・「年収1000万」とか「1億円」というのが目標である場合。
・どこかで聞いたような成功目標を掲げている(例えば IT会社起こして上場、フェラーリに乗りたい、高層マンションに住みたい)。
・自分の今の現状からあまりにかけ離れた目標である(小説を書いたこともないのに、小説を書いて賞をとるとか、演技の経験もないのにハリウッドに行って俳優になりたいなど)
フェイク目標の特徴は一見しっかりとした目標のように見えるのですが、行動や経験から強い感情を伴って得たものではありません。あなたでなく他人が抱いていても違和感がない、どこかから借りてきたような目標です。
怖いのは、フェイク目標は自分でいいと思って設定した目標であったとしても機能せず、気づかずにじぶんがじぶんを騙している状態になってしまっています。
自分の地図に載ってない地点をゴールにしてカーナビを設定して、なんとかそこに辿り着こうともがいているような状態なので、いくらカーナビを設定しても違うカーナビに買い替えたとしても、当たり前ですがゴールに到着することはありません。
目標についてはもう少し詳しく何回かに分けて書いてみたいと思います。